伐採について

伐採作業の基本は「安全」、「綺麗に」、「素早く」です。樹木の伐採は、樹木を地際から切ってしまう作業を指します。

伐採作業は危険な作業でもあります。高木の作業や幹周りの太さが大きくなるにつれて様々なリスクが存在します。高木の場合は大きな脚立を使用したり、大きな樹木にはチェーンソーなどを利用します。切った枝や幹が想定する方向に落とす必要があります。スタッフ間で声掛けをしながら安全対策を徹底しています。適切な保護具の着用や作業エリアの確保、周囲の安全確認などが挙げられます。

樹種によっては、伐採後に切り口から「ひこばえ」と呼ばれる新しい枝が出てくる場合があります。これは樹木の生命力が示されるものであり、適切な管理と手入れを行うことで、新たな樹木を育てることができます。特に雑木の庭や生育旺盛なシマトネリコなどの樹木では、この方法を使って樹形を維持することが一般的となっています。