あけましておめでとうございます!
年末年始の休日を利用して、自宅のヤマボウシ(落葉種)を改作しました。
今年は急に寒くなってしまったせいか、いつものようなきれいな紅葉はせず、いまだにちょっと汚い葉っぱを残したまんまです。
作業前
作業後
もともとは一本の立木でしたが、幹、枝ともにごつくなりすぎて、繊細さがなくなったので、予てからひこばえを生かした繊細な株立ち樹形への改作を検討していました。
元気なヤマボウシは、ヒコバエ(根元から生えてくる芽)を伸ばすと、一年で1m以上に成長します。
これを切らずに伸ばしっぱなしにして、今ある幹を切った後に株立ちの元となる幹に仕立て直していきます。
この株立ちの幹候補となる伸ばしてきた芽を残して、今あるごつい幹を根元から伐採します。
伐採後は、株立ちの形が良くなるように八掛け支柱を設置して支え、誘引します。
今はまだ1mちょっとしかありませんが、ひと夏超えると印象もだいぶ違ってくると思います。
実験的に行っている、一本の立木から繊細な株立ちへの樹形変更の経過について、今後も継続的に紹介したいと思っています。
どんなふうに育っていくか、私も楽しみにしています。