最近行った伐採・抜根のご紹介です。
御施主様は既存のシラカシに替え、別の植栽をご希望されているようです。
玄関ポーチと隣地の境界ブロックとの間、40㎝位のところにシラカシがあります。
このような場合、ポーチ基礎部と境界ブロック基礎部のさらに下まで値が伸びていることは容易に想像できます。
ブロック基礎は土留めでない限り、化粧ブロックの最下部(地上に出ているところではなく、あくまで化粧ブロック1段目の底)から50㎝位潜ったところになりますが、長年その場にいる木になればなるほど、その下まで根が潜っている可能性が高くなります。
その場合はブロック基礎のところで根を切るしかありません。
たいていの木はここまでたどって根を切ってしまえば、残った根から新たに芽を出すことはありません(樹種によっては芽を出す場合があります)。
このシラカシについては境界ブロック基礎の下にまで潜っている根はありませんでしたが、玄関ポーチ下には潜っていました。

給排水のPV管、VU管、インタフォンなどの配線で使われるCD管など、幸いにして絡みはなく、ほどなくして抜根できました。

抜根後は元通り白砂利を戻して作業完了です。
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