くねくねと勢いよく伸びる木ですが、満開の花はとても綺麗です。
シンボルツリーとしては狭い場所には不向きですが、広さが確保できる場所なら素敵だと思います。
ミモザアカシア H5.0m 中木
剪定前の様子
剪定後の様子
初めて入らせていただくお庭だったので、今年は伸びすぎていた横枝やトップを切り詰め、その他はあまり詰めすぎないように注意しました。
洋風のお庭ではよりナチュラルな剪定を心がけています。
伸び方自体が暴れたようになる木なので、すべての枝を切りそろえてシルエットを作るような剪定はかえって不自然な気がします。
残した枝の先は止めずに、不要な枝は思い切って取り除き、樹冠の内部にまで光が届くよう隙間をあけます。
そうすることで、内側から新しく枝が育ち毎年そうした若い枝に切り替えることで、綺麗な樹形のまま高さを維持することができます。
ミモザの剪定時期は、3月が適期と言われています。
常緑樹なので秋冬の強剪定はリスクがあると思います。
3~5月くらいまでに強めに剪定できると一年に一回でも維持できるかなと思います。
大きくなりすぎる場合には秋にも軽めに剪定すると花を残して小さくすることができます。